PIC16F84電子遊戯（６０）

最終更新日：２００２年２月２日

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仮面ライダーシステム・その６「シャドームーン」を作ろう

まずは完成した雄姿と内部の写真を見て下さい。

（完成した姿と内部回路）

仮面ライダーシステム・その６の基本仕様

基本システムは「Ｖ３」と同じです。一応基本仕様の説明をします。

１）ＳＷ１を押すと一連のＬＥＤ点滅動作を２０数秒行います。 動作後は自動的にＬＥＤは消灯します。 ２）ＳＷ１を押すという行為は入力の「ＩＮ１」からでも可能です。 ３）ＳＷ１を押した直後に「ＯＵＴ１」より、他のシステムを動かす為の信号を出力します。 ４）一連の動作終了後「ＯＵＴ２」より、他のシステムを動かす為の信号を出力します。 ５）ＳＷ２を押すごとにベルトセンターの発光パターンが変化します。ＳＷ２からでもＬＥＤ点滅動作に入ることが出来ます。

以上のように、このシリーズの製作機器を「ＩＮ」「ＯＵＴ」で接続することにより、多彩な動作が可能となることを目指しております。 一応、わかりやすいチャートで記しておきます。

（動作チャート）

仮面ライダーシステム・その６のポート割付

ポート名 入出力 機能 RA0 OUT 「ＯＵＴ１」出力 RA1 OUT 「ＯＵＴ２」出力 RA2 OUT N.C. RA3 OUT N.C. RA4 OUT N.C. RB0 OUT 目１（緑色ＬＥＤ） RB1 OUT 目２（緑色ＬＥＤ） RB2 OUT ベルトセンター（緑色ＬＥＤ） RB3 OUT ベルトサイド（赤色ＬＥＤ） RB4 OUT N.C. RB5 IN ＳＷ２（発光パターン変更） RB6 IN ＳＷ１（アクションスタート） RB7 IN 「ＩＮ１」

仮面ライダーシステム・その６の目の点滅

ＬＥＤの点滅方法は今までと同じです。細かい点滅を繰り返しながら輝度を変化させています。 約0.2msecのタイマー割り込みを256回カウントして50msecごとに変化させています。 目は左右が交互に点滅するようにしています。 皆さんも自分の好みになるように自由に改造して下さい。

目１のLED 1 2 3 4 5 6 7 7 7 7 7 7 7 7 7 7 7 7 7 7 7 6 5 4 3 2 1 0 目２のLED 7 7 7 7 7 7 7 7 6 5 4 3 2 1 0 1 2 3 4 5 6 7 7 7 7 7 7 7

（目のＬＥＤの輝度変化）

仮面ライダーシステム・その６のベルトの点滅

今回はセンターのベルトに４種類の点滅パターンをもたせました。 ＳＷ２によって切り換えることができます。

パターン１ 5 6 6 7 7 6 6 5 5 4 4 3 3 2 2 1 1 0 0 1 1 2 2 3 3 4 4 5 パターン２ 0 0 4 7 0 4 7 0 4 7 0 4 7 0 4 7 0 4 7 0 4 7 0 4 7 0 4 7 パターン３ 1 2 3 4 5 6 7 6 6 6 5 5 5 4 4 4 3 3 3 2 2 2 1 1 1 0 0 0 パターン４ 0 0 0 5 4 3 2 1 5 4 3 2 1 5 4 3 2 1 5 4 3 2 1 5 4 3 2 1

（ベルトセンターのＬＥＤの輝度変化）

ベルトサイドのＬＥＤの点滅は次のようにしました。

サイドのLED 7 7 5 2 0 2 5 7 7 7 7 5 2 0 2 5 7 7 7 7 5 2 0 2 5 7 7 7

（ベルトサイドのＬＥＤの輝度変化）

皆さんも各自で輝度変化のパターンを改造して独自の点滅を楽しんで下さい。

ということで、今回は、ここまでとしましょう。次回以降もよろしくです。

これからも益々面白くなる「PIC16F84電子遊戯」をよろしくお願いいたします。

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