オーディオクラフト工房（３１０）
アナログレコード再生プロジェクト（１８０）

更新日：２０２４年１２月２７日
アナログレコードコラボ・レコード針タイマーに電源部を内蔵
年末までに製作間に合いました。電源内蔵シリーズ第三弾です。今回はアナログレコード針タイマーに電源を内蔵しました。合わせて液晶表示のフォントを他の機器に合わせました。前回小さい液晶用に表示を変更したのですが、これが見にく過ぎたので今回フォントを大きくしました。大きくした分情報量が減るのでその辺りのツッコミは無しということでお願いいたします。今回も電源部の記事が中心ですので、この機器に関する内容は過去記事を参照下さい。
レコード針タイマーを再リニューアルする
レコード針タイマーをリニューアルする
今回このようになりました。
（電源部を内蔵したレコード針タイマー）
以前はこんな中身でした。
（前のレコード針タイマー）
スカスカから、とても充実した中身になりました。今回の電源部にはDC9Vのレギュレータを入れています。トランス出力を整流するとDC12Vくらいになりますので一旦9Vに落としています。
（AC-DC9V回路）
（トロイダルトランス・HDB-12(9Vx2)）
今回は9Vが2系統取り出せるトランスを使用します。今回も1系統のみを使用します。
（AC側のノイズフィルター）
おまじない的なノイズフィルターをAC側に入れています。AC側には必ずヒューズを入れておきましょう。やはり100vに接続出来ると使い勝手は大変良いです。
（左側に重心が偏っているので右側に重りを配置）
（背面はAC入力とセンサー入力のみ）
（完成の正面からの雄姿）
（過去のケースを使っているので余分な所に穴が）
（動作時の表示）
レコードプレイヤーが動いていたトータル時間を表示しています。上の写真は26時間35分です。赤色の02は秒を表しています。プレイヤーが動いている時はこの秒の部分が更新されているので動いていることを実感出来ます。
（時間をセットする時の表示）
トータル時間はEEPROMに記憶しています。針を新しく交換した時は時間をリセットしたり、変更したりする必要があるので、セットモードを用意しています。操作の仕方などは過去の記事を見て下さい。セットボタンなどは機器表面に出していないので、ケースを開ける必要があります。面倒かもしれませんが、めったにないことと思いますので、ご理解下さい。表示フォントを統一したので、オーディオシステムとしての一体感が増しました。
（自作オーディオ機器の最新配置）
さてこれが今年最後の製作になりました。急に寒くなったりしてきましたが、皆様良い年越しをお過ごし下さい。来年もオーディオネタから始められるよう色々と製作を進める準備をしております。来年も引き続きオーディオクラフト工房をよろしくお願いいたします。

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