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更新日：２０２１年８月１９日 |
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 吉田拓郎を聴く(2) |
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| 久しぶりに吉田拓郎さんのアルバムを聴きました。これがフォークです。 | |
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| （今はまだ人生を語らず：1974年） | |
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| A面1曲目「ペニーレインでバーボン」、軽快なサウンドです。拓郎節満開。この早口でうたう歌い方が拓郎さんです。この曲が聴けるこのアナログレコードはとても貴重なものです。曲がいいのはもちろんですが、この頃のフォークソングは歌詞が重要です。きかせてくれます。A面2曲目「人生を語らず」、半分くらい叫びながら歌ってます。やはりひとつの時代を作った人ですね。拓郎さんはオンリーワンです。声がガラガラになっても歌い続けているその破天荒さがいいです。アレンジがこの時代にしては新鮮に感じます。A面6曲目「三軒目の店ごと」、ライナーノーツにはA-6 自宅録音と書かれてます。なになにとても音場が広く感じられていいですね。ごちゃごちゃ感が全くなく音場がすっきりしています。歌詞がとても面白いです。なんかドリフターズを連想させるフレーズがありますがこれも拓郎ソングなんですね。楽しい歌でした。B面1曲目「襟裳岬」、森進一さんの歌です。拓郎さんが歌うとまた違った感じに聞こえます。それは演歌ではなくフォークソングです。ちょっとあっさりとした歌い方が何かの爽やかさを呼び込んでいるようです。これから冬があけようとしているのかも。B面5曲目「僕の唄はサヨナラだけ」、イントロのアレンジが新鮮に聞こえます。これも歌詞で聴かせる歌ですよね。語りかけるような歌い方が拓郎節なんでしょうか。何かうまく言い表せませんけど拓郎さんなんですよね。B面6曲目「贈り物」、ハーモニカのイントロがいいですね。正直なところこのアルバムで初めて聴く曲のほうが多かったと思います。アナログレコードは過去のいろんなことを語りかけてくれます。そのアナログレコードを未来にも残して繋いでいきましょう。音楽はやっぱり不滅ですよね。 | |
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