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更新日：２０２１年８月１０日 |
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 南佳孝を聴く(3) |
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| 南佳孝さんのアルバムを聴きました。ウォンチュー、の響き最高です。 | |
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| （SILKSCREEN：1981年） | |
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| A面2曲目「スローなブギにしてくれ(I want you)」、名曲です。とても懐かしいサウンドに酔いしれています。南佳孝さんのボーカルに惚れ惚れします。このスローなテンポがなんともいえない味を出しています。80年代の感じが満載。やっぱりこの年代が音楽が一番楽しい時でした。A面4曲目「ホリゾント」、ちょっと哀愁の漂うイントロ。おっとドラマのエンディングソング的な感じ。スローな曲にボーカルが見事にマッチ。サウンドそのものにも哀愁が。しかし間奏は一転して激しい感じになって段々と盛り上がっていく感じ。まさにTVドラマのエンディングに相応しい感じになっていくさまが素晴らしい。そして来週に続くっていう感じです。A面6曲目「Hotel」、とても落ち着いたサウンド調。まさしく南佳孝サウンドそのもの。曲のスケール感がとても大きく感じます。アナログ盤ならではのA面の最後にこんな曲をもってくるなんて。感激。B面2曲目「空中庭園」、ちょっとオリエンタルチックなサウンド感。メロディが私の心を動かします。いつかどこかで聴いた曲かもしれない。アレンジがオシャレで素敵です。やっぱり大御所といわれている方々は自分のサウンドをしっかりと確立されてますよね。B面5曲目「そして・・・(one for John)」、ちょっとイメージが変わったサウンドです。ボーカルには少し処理が掛かってます。シンセでのクリック音的な音がずっと入ってます。ライナーノーツを見ると松武秀樹さんが参加されてますので、ちょっと実験的な感じもします。でもサウンド的にはちゃんと南佳孝サウンドとして完成されているところが凄いです。80年代って私達世代が音楽を浴びていた時代。その青春のサウンドが今こうしてアナログレコードから蘇ってくるこの感覚がなんとも素晴らしい。アナログレコードに感謝。とても良いアルバムでした。 | |
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