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更新日：２０２１年８月８日 |
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 尾崎亜美を聴く(2) |
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| 久しぶりに尾崎亜美さんのアルバムを聴きました。とても良かったです。 | |
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| （HOT BABY：1981年） | |
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| A面2曲目「身体に残るワイン」、スローテンポの中にもキラキラと光るサウンド。亜美さんのボーカルが心に染みます。段々とスケールの大きいサウンドに広がっていく感じがします。A面3曲目「キャッツアイ」、ポップなサウンドです。ボーカルが1点集中していないというか、ヘッドフォンで聴いていると頭の後ろから広がって聞こえてくるようなミックスダウンが施されています。いいですね。シンプルなメロディラインがクセになります。ボーカルもキュートです。如何にも80年代サウンドっていう感じです。A面4曲目「限りない憎しみの果てに〜花が咲いたよ〜」、とてもスケール感のあるイントロです。アップテンポの曲ですが、メロディラインに少しの寂しさを感じます。曲の終盤、急にスローテンポなサウンドに変わりました。まるでふたつの曲があるような感じです。B面2曲目「Prism Train」、ポップなサウンドでちょっとロック調の雰囲気がいいです。アレンジもそれ風です。亜美さんの歌い方も合ってます。間奏のエレキギターもいいですね。B面4曲目「蒼夜曲 セレナーデ」、アルバムのエンディングを飾るのはちょっと幻想的な曲です。ミディアムテンポの力強いサウンドです。これは何か聴いたことのあるような記憶が蘇ってきた感じ。初めて聴くのではないかも。音の厚みがあってアルバムの最後に相応しい。決して寂しいのではなく、未来への希望を与えてくれる曲調が私の心に染みます。アナログレコードを通して知らなかった曲に会えることは本当に素晴らしい。アナログレコードで紡がれる音楽の文化を未来に引き継いでいきましょう。今回もとても良いアルバムでした。 | |
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