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更新日：２０２１年４月１１日 |
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 ジャン・ミッシェル・ジャールを聴く |
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| 久しぶりに聴くアナログレコードです。まずはシンセサイザーサウンドです。多分、当時このアルバムのジャケットに憧れた微かな記憶が蘇ります。 | |
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| （軌跡/ジャン・ミッシェル・ジャール：1978年） | |
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| A面「軌跡パート(1)〜(4)」、アナログシンセサイザーが今の時代、心を癒すヒーリング・サウンド。ゆったりとした気持ちにさせてくれます。音場空間の広がりをすごく感じることが出来る音楽です。やっぱり私はシンセサイザーの音色が本当に好きです。途中から聞こえてくる雄大な音楽スケール感はまるで映画の1シーンのようにも聞こえます。そして海中の泡を彷彿させるようなサウンドになっていく、いいですね。大きな空間の流れの中で躍動感に溢れたサウンドに変化していく。その流れがとてもスムーズ。現わしているのは宇宙空間でもなく、どこだろうか。そう私が感じるのは人体の中ではないか。心に残るメロディ。私の心に力強い何かを与えてくれているよう。そして希望を持てるように。これこそ今の世の中で一番求められているサウンドではないでしょうか。B面「軌跡パート(5)〜(8)」、雷鳴のようなサウンドからスタート。これはポップなシンセサウンド。シングルカット曲とジャケットの帯に記載してありますね。シングルカットという文言が理解出来るのはアナログ世代だけかも。シンセの音色がとても私好み。心を癒してくれます。今アナログレコードが見直されています。そう、この所作がいいんですよ。ちょっとくらいのプチノイズは良しとしましょう。うきうきと心踊るメロディじゃないですか。繰り返す同じベースのメロディラインにYMOと同じような感覚をおぼえます。別の音色のサウンドが重なって音の厚みがどんどんと増していきます。躍動感に溢れた音楽へと変化していって私を優しく包んでくれます。シンセサウンドに癒されています。また雷鳴。そして雨。その中から聞こえてくる何か懐かしいメロディ。村の中の小さな家の中から聞こえてくる心温まる音楽のよう。そして雷鳴も雨も止んで希望溢れるサウンドに変化。アルバムの最後を締めくくる音楽。いいよね、ジャン・ミッシェル・ジャール、って思いました。このアルバムを手に入れることが出来て本当に良かったと感じています。心のヒーリングにぴったりですね。A面、B面とも曲間に全く隙間なくつながっていて一体感をもって楽しめることが出来ました。やっぱり音楽はいつまでも不滅です。 | |
| アナログレコードに感謝して今の世の中を音楽と共に生きていきましょう。 | |
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