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更新日：２０２０年１２月３１日 |
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 サディスティック・ミカ・バンドを聴く |
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| サディスティック・ミカ・バンドのアルバムを聴きました。私的には初聴きです。とても新鮮。 | |
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| （黒船：1974年） | |
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| A面1曲目「墨絵の国へ」、とても日本的なイントロで始まりました。加藤和彦さん的な作曲の作品です。ボーカルの他、なんと語りが左右のヘッドフォンから聞こえてきます。ボーカルの加藤さんの声が素敵です。A面3曲目「タイムマシンにお願い」、これがオリジナルのタイムマシンにお願いなのかっていう気持ちで聴いています。いつ聴いても良い曲です。弾けるところの曲調がたまりません。ミカさんのボーカルの少し色っぽいところがいいですね。エレキギターがとても尖って聞こえるのは私だけでしょうか。何かを主張しているように聞こえます。A面4曲目〜6曲目「黒船 嘉永六年六月二日、六月三日、六月四日」、これはまさしく高中正義サウンドではありませんか。そんな気分で聴いています。当時ではとてもアバンギャルドな曲調かも。やっぱりサウンドはとても尖っているように感じます。B面3曲目「四季頌歌」、シリアスな曲調、ちょっと寂しげな雰囲気が漂っています。そして日本調な感じ。B面6曲目「さようなら」、ちょっとフォークソング的に聞こえなくもない。改めて感心するのは74年にこんなサウンドを作り上げた皆さんに感謝です。今の時代でもとても新鮮に聞こえます。それを今届けてくれるアナログレコードって本当に素晴らしいです。ありがとう。 | |
| 2020年はこのアルバムを聴いて締めましょう。来年はきっと平和な年になることを祈りましょう。アナログレコードはいつまでも不滅です。 | |
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