アナログレコード再生プロジェクト（５４）

更新日：２０１７年９月２７日
小泉今日子を聴く(6)
小泉今日子さんのベストアルバムを聴きます。当然ですが、アナログレコードなのでベストも初期から中期にかけてです。曲がダブっているのを覚悟でレコードを買っています。それでは懐かしさに浸りましょう。
（ザ・ベスト：1986年）
これは2枚組みのアルバムです。CDでは1枚に収まっていますが、レコードは2枚に分けないと無理なんですね。まずは1枚目から。A面1曲目「私の16才」、デビューシングルです。キョンキョンの若々しい声が優しく語り掛けるように歌ってくれています。当時を思い出します。大ファンですから。CDでよく聴いていますが、アナログ盤はまた違った感じに聞こえます。A面3曲目「ひとり街角」、以前にも書きましたが、京都でキョンキョンと握手会をした時の曲です。この時初めて目の前でキョンキョンに会ったのです。あの時の感動は忘れませんよ。当時握手会に来た人は少なかったけど、これほどの大物になられるとは、その頃は想像も付きませんでしたね。だからこの曲は私にとっては思い出の曲なのです。B面1曲目「まっ赤な女の子」、この曲から第二期のキョンキョンです。衝撃の曲でスマッシュヒットしました。このあたりからじわじわと人気が出てきたと思います。もちろんデビュー当時からファンである私にはとても嬉しいことでした。イメージもチェンジして曲調も80年代らしくてとても良かったです。当時、夜のヒットスタジオで歌っている姿が思い出されます。B面3曲目「艶姿ナミダ娘」、この曲も好きです。アップテンポでノリノリになれる曲です。とても色っぽいキョンキョンです。当時も今も。B面4曲目「渚のはいから人魚」、これですよ、ズッキン・ドッキン。この曲もいいですね。正直全ての曲が好きです。この可愛らしさに当時からやられてました。私の心もあの頃に戻ってしまって元気をもらいました。続いて2枚目です。A面2曲目「ヤマトナデシコ七変化」、これは楽しいキュートな曲です。こんな曲はキョンキョンにしか歌えませんね。少し日本調のアレンジがとても好きです。すごく可愛い声で歌ってます。私は感激に浸っています。キョンキョンにぴったりに歌です。A面3曲目「The Stardust Memory」、この曲から第三期のキョンキョンですね。あくまでも私の勝手な見解です。かなり大人びた雰囲気にステップアップしましたよね。もうすっかりトップアイドルに君臨していましたから。トップテンやベストテンの歌番組をとても懐かしく感じます。この曲はキョンキョンの名曲のひとつです。私なりの。B面1曲目「魔女」、サウンドのクオリティはもうアイドルソングの領域を超えています。ひとりのシンガーの領域。自分達と一緒に成長していくキョンキョンをずっと真剣に応援していましたよ。B面2曲目「なんてったてアイドル」、ものすごく成長した歌ですよね。これこそキョンキョン本人にしか歌えない歌。名曲のひとつです。身体全身を動かして一緒に歌っていたいっていうとても衝撃的な歌ですね。B面4曲目「夜明けのMEW」、この曲も名曲のひとつです。とても好きな曲です。どんな曲を歌っても可愛いですよね。しかしアナログレコードから再生される音楽はCDとはまた違った感覚を私に与えてくれます。柔らかくて豊かなサウンドと思います。
（Celebration：1984年）
ベスト盤は既に持っているのにカラーレコードに引かれて買ってしまいました。2枚組より前に出たベスト盤です。A面1曲目「Celebration」、ファンでありながら私は初めて聴きました。鈴木雅之さんの作曲で、アルバムの始まりには良い曲です。コーラスも素敵です。キョンキョンの曲については既に語りつくしているので、今回は曲にまつわる私の思い出を綴ります。A面2曲目「私の16才」、私は大学2年生。花の82年組と言われた中で一番応援していたアイドルです。最近の5年毎のベスト盤CDを毎回買っている私としては、アナログレコードから聞こえてくる音はまさしく1982年当時のキョンキョンです。良いデビュー曲でしたね。A面4曲目「ひとり街角」、私は大学3年生。やっとオリジナル曲での勝負でした。この頃はそれほどメジャーではなかったのです。京都駅前の百貨店の屋上での握手会は今でも忘れません。人は少なかったですが、目の前でキョンキョンを見て、握手をさせていただき、そこから超ファンになったのです。A面5曲目「春風の誘惑」、大抵のアイドルは約3ヶ月ごとにシングルを発売する時代でした。しかしこの4曲目のシングルは前作から4ヶ月以上も間を置いての発売でした。これを待つ日々がものすごくつらかったを覚えています。でも発売された曲を聴いて、待ったかいがあったと思いました。A面6曲目「まっ赤な女の子」、私は大学4年生で就職活動中。衝撃の5枚目のシングル。この曲でキョンキョンはジャンプアップするのです。82年組から頭ひとつ抜け出した感じで、やっとメジャーなアイドルとして認識されたのです。B面1曲目「艶姿ナミダ娘」、キョンキョン街道上昇中ってな感じです。私は就職活動も落ち着き、ますますファン熱上昇中って。アイドルとして出す曲全てヒット曲ばかりでファンとしては嬉しかったです。けっして大ヒットにはなりませんでしたが。B面2曲目「クライマックス御一緒に」、TVドラマの主題歌でした。この番組はバッチリ見ていましたね。キョンキョンがあんみつ姫になってとてもキュートな可愛さを振りまいていました。B面3曲目「渚のはいから人魚」、私が社会人になった日に発売された曲です。私の中では社会人になった私を励ましてくれる応援歌になってました。B面5曲目「ヤマトナデシコ七変化」、会社の寮生活時代。仕事に疲れた私の心を癒してくれる曲でした。まさしくキョンキョン絶頂期驀進中でしたね。こうしてアナログレコードは自分の人生の記憶を蘇らせてくれる素晴らしい記録媒体です。これからも大事にして聴きましょう。
好きな歌は何度聴いても良いですね。そしてそのアナログレコードから流れてくる曲はまた素晴らしい音を聴かせてくれます。みなさんもっともっとアナログレコードを探しに行きましょう。そして素晴らしい音楽生活を楽しみましょう。

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