アナログレコード再生プロジェクト（４９）

更新日：２０１７年８月９日
THE SQUAREを聴く
今回はTHE SQUAREを聴きます。スクエアと言えば、F1の音楽を思い出しますよね。今回はそのあたりのアルバムを3枚選択いたしました。それでは聴きましょう。
（R・E・S・O・R・T：1985年）
A面1曲目「OMENS OF LOVE」、とても懐かしいサウンドです。当時よく聴いた記憶があります。このはじけるサウンドがなんともいえなく、心をウキウキさせてくれます。それにしても80年代っぽい感覚が良く出ています。このアルバムを選んだ理由のひとつに、この曲がキョン2のアルバムに入っている曲の原曲だったということですね。A面2曲目「FEEL ALRIGHT」、この曲に限ったことではありませんが、フュージョン系の音楽を聴くと、本当に心からリフレッシュされますね。インストなので、一種の激しい(?)ヒーリング音楽になってます。この曲もリズミカルで楽しくなってきます。A面5曲目「WE'LL NEVER HAVE A TROUBLE」、ちょっとゆったりとしたメロディが大人のサウンドを感じさせます。きらきら光るようなアレンジも好きです。サックス（多分）のサウンドが曲をリードしていてとても安心して聴けます。仕事に疲れた身体を芯から癒してくれます。B面1曲目「IN THE GRID」、んん？これも聴いたことのある曲です。当時もリアルタイムでいろいろ聴いていたのですね。多分FMラジオか何かで。曲中のエレキギターも最高ですが、全体を通してのサックスが圧巻です。リズミカルなサウンドばかりで、聴いていてとても楽しいです。B面3曲目「PRIME」、どこかで確かに聴いたメロディ。しかし私にはうまく思い出せません。遠い記憶のようです。でも懐かしい。ちょっぴりセンチな気持ちになるメロディです。でもサウンドはスピード感に溢れています。エレキギターの響きも素晴らしい、サックスが正しくリードしながら。うーん、やっぱりどこかで聴いたメロディです。B面4曲目「FORGOTTEN SAGA」、これはバラード調です。とてもゆったりとした曲調のサウンドです。アルバムの最後に相応しい曲です。都会の夜も更けてきて、そろそろ皆がおやすみする時間、そんな感じの曲です。でもスケール感はとてつもなく大きく感じます。夜の扉はまだまだ閉まらない的な感じで。それにしても80年代のアナログレコードですが、とても良い音がします。アナログレコードを聴くたびに新しい発見がありますよね。
（S・P・O・R・T・S：1986年）
A面1曲目「LOVE IS IN MY SIGHT」、軽快なスクエアサウンドです。安定のサウンド感です。楽器のひとつひとつの音色がとても美しくメロディを彩っています。疲れた身体にはインストもたまには良いですね。A面5曲目「OVERHEAD KICK」、ノリノリのスクエアサウンドです。そう、こんな曲を私は聴きたかった。サウンドはとても激しく元気になれる曲です。スピード感も充分で申し分ないです。とても良かったです。B面1曲目「DROP GOAL」、当たり前ですけど、スクエアサウンドです。途中の軽やかなメロディが特に好きです。アレンジは少しきついような気もします。サクソホンの音色がとても気持ち良く心に響いてきます。エレキギターのサウンドも光ってます。B面2曲目「宝島」、おっと、この曲はよく聴いた記憶が蘇ってきました。とてもシンプルですが、メロディが良いです。アレンジも好きです。聴いていてとても気持ちが良いです。スクエアの名曲のひとつとして良いのではないでしょうか。メロディラインの音色がなんともいえない心地良さを運んでくれます。爽やかな風が私を包んでくれています。このサウンドで夏の暑さを吹き飛ばしましょう。B面4曲目「雲路(PASSAGE OF CLOUDS)」、ちょっとバラード調のサウンドです。アルバムの最後の選曲としてGOODです。大人っぽいサウンドで私を包んでくれます。就寝前に静かに聴くと良いですね。この曲を聴いているのは夜なので、ヘッドフォンで聴いてますが、ボリュームを上げているので、サウンドはビシビシきてます。でも心は不思議と休まります。メリハリの効いた良い曲です。どの曲も各々の楽器が際立っていて綺麗な音色をしています。とてもバランスがとれた曲ばかりです。そんな感情に浸れるこのアナログレコードって本当に素晴らしいです。良かったです、アナログレコードが世の中にあって。
（TRUTH：1987年）
A面1曲目「CELEBRATION」、とてもスピード感あふれたサウンドです。この流れるようなメロディに気持ち良さを感じます。仕事に疲れた身体にはいいですね。それにしてもサウンドのクオリティが高い。演奏も超ハイテクニック。凄いとしかいいようがありません。全てが私を癒してくれます。とても良い曲です。A面4曲目「UNEXPECTED LOVER」、今度はちょっとバラード調です。サウンドもちょっとスローな雰囲気。聞こえてくる各楽器の音の素晴らしさに惚れ惚れしています。アナログレコードから聞こえる音ってなんて綺麗なんでしょう。隅々の音まで曇りなくはっきりと聞こえてくるこの感覚はアナログレコードならではのものでしょう。もちろんサウンドが素晴らしいからです。A面5曲目「TRUTH」、名曲中の名曲。TVで良く聴いた曲です。そうです、F1グランプリのテーマソングに使われた曲です。メロディも疾走する車の情景が浮ぶような感じになっていて、とても好きです。全ての楽器がそれぞれを主張しながらも、決して出すぎてない。全体調和のとれた素晴らしいサウンドです。サビのメロディを聴くと当時の記憶が蘇ってきます。なんと懐かしいのだろう。そんな時代を我々は過ごしてきたのだと。B面2曲目「GIANT SIDE STEPS」、いかにもスクエアっぽいサウンドです。楽器の音色に優しく包まれながら心休まるメロディラインに私自身も休まっていきます。そして一日の疲れを癒してくれます。何も考えずに頭を休ませて、その隙間から音楽が注ぎ込まれていきます。そして身体全体がが充実感を帯びてくる。この音色がいいですね。メロディと共に。B面4曲目「TWILIGHT IN UPPER WEST」、ちょっと静かめのしっとりとしたバラード調のサウンドです。アルバムの最後を彩るのに最高の選曲です。その余韻を残すようなサウンドが少し寂しげです。でも明日につながる希望の光をこれから見せてくれるような気がします。歌詞があれば何か歌えそうな感じがします。それにしてもアナログレコードっていつ聴いてもとても良い音に聞こえます。そして私達に感動を与えてくれます。ありがとうアナログレコード。
アナログレコードで懐かしい音楽を聴いて、この暑い夏を乗り切りましょう。アナログレコードの旅はまだまだ続きます。次回もご期待下さい。

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