アナログレコード再生プロジェクト（４８）

更新日：２０１７年７月３１日
荻野目洋子を聴く
今回は荻野目洋子さんを聴きます。84年のソロデビューです。ダンサンブルなサウンドがとても懐かしいですね。2枚のアルバムを選択しました。聴いた時期かなり違うので、コメントの内容の分量の違いは、ご容赦下さい。
（POP GROOVER The Best：1987年）
このアルバムはベスト盤です。A面1曲目「未来航海-Sailing-」、荻野目洋子さんのあまりにも若い声に少し驚いています。これはデビューシングルですね。アレンジは少し違うかもしれません。歌がとても上手なので聴いていても安心出来ます。サビの部分のメロディとても好きです。懐かしいサウンドです。A面2曲目「さよならから始まる物語」、この曲のメロディ好きです。デビュー曲も含めて、洋子さんならではの曲調です。当時を思い出して聴いていますが、何かの懐かしさを感じます。洋子さんのCDを確か持っていたはずですが、アナログレコードで聴く音は、CDより確実に良い音がします。A面4曲目「心のままに〜I'm just a lady〜」、ちょっと大人びた雰囲気を感じることの出来る曲調です。とても良い曲です。しっとりとして歌っている洋子さんを素敵に感じることが出来ます。A面5曲目「ダンシングヒーロー(Eat You Up)-Special English Version-」、洋子さんの大ヒット曲の英語バージョンです。いつ聴いてもビートノリノリで好きな曲です。洋子さんのダンスをする姿が目の前に浮んできます。当時はTVで歌番組も多くあって良い時代でした。名曲はいつまでも不滅です。当時を思い出している私です。A面7曲目「夏のステージ・ライト」、ちょっとバラード調になっています。歌声は可愛く。なぜか心がほっとするサウンドです。A面のラストにもってくるなんて、なんて良い選曲なんでしょう。とても良い歌です。サビのループが頭の中でループしています。B面1曲目「Dance Beatは夜明けまで」、この曲も好きです。こうして聴いてみると荻野目洋子サウンドっていうものを確立されています。洋子さんにはこんなダンサンブルな曲がお似合いです。歌もうまいし声質も聞き易いです。ちょっとおとなしめのダンスサウンドっていうイメージです。B面2曲目「六本木純情派」、いいですね、当時を思い出します。洋子さんの名曲のうちのひとつです。フワユー、ですよ、フワユー。サビの部分がいつまでも耳に残ります。とても好きなメロディです。今聴いても私をノリノリにさせてくれます。いかにも80年代っていう曲です。B面3曲目「湾岸太陽族」、何か昔のイメージのタイトルです。この曲もいいですね。荻野目洋子サウンド全開です。アレンジもいいですね。ノリノリにサウンドに洋子さんの歌声が綺麗に響いています。そして私の心にも響いてきます。うーん、やっぱりアレンジがとても良いです。私の新しい発見です。リアルタイムに聴けていなかった曲が今蘇ってくるととても嬉しいです。B面5曲目「軽井沢コネクション」、80年代に活躍した作曲家の皆さんは良い曲を沢山書かれてます。とても良い時代だったんだと思います。私達はこんな音楽を聴いて育った世代です。今の歌も良いのですが、とても難しい。それに比べると80年代の曲は歌いやすいし、親しみやすい。この曲も良い曲です。サビをどう見せるかっていうところが80年代だったんだと思います。耳に残ります。そして懐かしい。アナログレコードによくぞここまで13曲も入れたと感心しています。ベスト盤だけあってどの曲もすばらしく、とても懐かしく聴くことが出来ました。こうして当時を思い出させてくれるアナログレコードをいつまでも大事にして行きましょう。
（NON-STOPPER：1986年）
ここに記載するコメントは既に1年半以上前に聴いた感想です。順番的にはこのアルバムを先にレコード屋で見つけて購入していました。荻野目洋子さんと言えば、A面1曲目「ダンシング・ヒーロー」です。年代的には80年後半ですので、私も成長し、そろそろアイドルは卒業の頃ですね。でも洋子さんのダンスビートの曲は今でも好きです。当時をぼんやりと思い出す時代がレコードから押し寄せてきます。代表的なシングルが多いですが、ベスト盤の位置づけではなく、ビートスペシャル、となってます。どの曲もノリノリのメロディで、いかにも荻野目洋子サウンドのビートが効いていて、アナログレコードの良さが出ています。それにしても80年代は良い曲が沢山あったように思います。個人的な見解ですが、今CDが売れないのは、ダウンロードやメディアの影響ではなく、本当に聴きたい曲が少ないからではないでしょうか。ハイレゾのダウンロードも好調なようですが、私のような年代からすると、物がない寂しさがあります。アナログレコードは円盤もあるし、ジャケットがあるし、歌詞カードやライナーノーツ、ポスターまで入っている。いわゆる宝物を持っている感覚があると思います。それがアナログレコードの良さかもしれません。低音のキレも良く、私好みのサウンドです。B面1曲目「六本木純情派」、とても懐かしい、フワユーやブギウギのフレーズで当時が蘇ります。洋子さんの歌も上手だし、声質も素直に入り込んでくる感じでグッドです。このアルバム全曲気に入りました。良かったです。
次から次へと聴きたいアナログレコードを探しています。探しながらまた新しい発見もあるし、聴いてみてまた発見があります。アナログレコードにはそんな魔力があるのです。これからもアナログレコードを聴き続けます。

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