アナログレコード再生プロジェクト(37)

更新日:2017年3月2日


麻倉未稀を聴く
今回は麻倉未稀さんを聴きます。私とほぼ同世代ですが、ロック色のイメージが強く、ある曲を聴くまではあまり存じておりませんでした。今では、懐かしさが込み上げてきます。
(HERO & HEROINE:1984年)
6曲入りのミニアルバムを入手出来ました。透明レコードなんですね。ひょっとしたら掘り出しものかもしれません。A面1曲目「ヒーロー」、そうです、この曲です、麻倉未稀さんを知ったのは。いつ聴いてもいいですね。懐かしいTVドラマを思い出します。ラグビーの。でもこのアルバムには、映画「フットルース」より、ってなってます。この曲がそのまま『スクール☆ウォーズ』の主題歌になっていたのですね。もちろん一部は日本語化されてますけど。私はTVドラマを見ながら感動で泣いたのをよく覚えています。ドラマととてもマッチしていました。私の中ではフットルースよりスクールウォーズですね。それにしてもやっぱりアナログレコードは良い音がしてます。それにまた感動。これがオリジナルのアナログの音ではないでしょうか。CDより上をいく音ですね。A面3曲目「運命のいたずら」、この曲は映画「セカンド・チャンス」よりってなっています。すみません、私はどんな映画かよくわかりませんが、ノリノリのサウンドでとても楽しく聴ける曲です。気持ちがウキウキしてきます。アレンジもとても良いですね。B面1曲目「MEMORY」、ミュージカル「キャッツ」より。これはよく聞く曲です。ミュージカルの様子もなんとなく頭に浮んできます。麻倉さんの歌声はとても力強くて聴いていてとても安心出来ます。いい曲です。スケールが大きく堂々としたサウンドです。B面3曲目「WHITE CHRISTMAS」、映画「ホワイト・クリスマス」より。とてもしっとりとしたサウンドです。クリスマスの時に幾度となく聴いた名曲です。おもわず、冬の人ごみの道を掻き分けケーキ屋に走りたくなる曲です。とても上手に歌われている麻倉さんに感動しております。目の前にそのクリスマスの情景が鮮明に浮んできます。どの楽器の音も良い音で録音されています。すばらしいボーカルと共に。そういう意味でもアナログレコード盤の歴史は後世にも伝えていかないとと思いました。
(Dancin'M:1984年)
同じ年に発売されたアルバムを聴きます。A面2曲目「黄昏ダンシング」、この曲はスマッシュヒットした記憶があります。ドラマの挿入歌と記載がありますが、すみません、どんなドラマかは覚えておりません。メロディ的には好きなサウンドです。当時に、流行ったアレンジっぽいところも良いです。いつ聴いても麻倉未稀さんのボーカルはとても上手で安心して聴けます。A面3曲目「ビリー・ジーン」、おお、これはマイケル・ジャクソンのカバーですね。日本語となるとこんな感じになるのですね。全て英語で歌っても良かったのではと思います。そうです、そんな時代だったんですね。マイケル・ジャクソンがヒット曲を連発していた時代。世界中が良い時代だったんでしょう。もう少しダンサンブルなアレンジでもよかったのではと思います。A面4曲目「ナイト・ゲーム・シティ」、このイントロ好きですね。メロディもアレンジも私好みの好きな曲です。スピード感を感じるサウンドです。サビ前の間奏のアレンジも最高です。正直、良い歌が発見出来ました。B面1曲目「ホワット・ア・フィーリング〜フラッシュ・ダンス」、おっと、懐かしい歌のカバーです。この映画は見た記憶があります。この曲もよく流行りましたね。TVドラマの主題歌になってます。このドラマはよく見ました。当時を思い出して、懐かしさを感じます。B面5曲目「ワイン・クーラーでもう一度」、これはなんとも可愛いアレンジで歌声もかわゆくなってますね。メロディはシンプルですが、心がウキウキする感じで、楽しい歌になってます。麻倉未稀さん、沢山の良い歌をありがとう。そしてアナログレコード盤に感謝です。それにしても麻倉未稀さんは結構作詞をされています。さすがアーティストって感じで。こうやってレコードで80年代を振り返るのも良いことです。心が落ち着きます。懐かしさ満載で。
名曲「ヒーロー」で思い出される、ドラマ映像の場面。麻倉未稀さん、そして出演されていた皆さんと共に今、この曲を聴きましょう。それぞれの場所で。
まだまだアナログレコードは続いていきます。よろしくお願いいたします。

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