アナログレコード再生プロジェクト（９）

更新日：２０１６年１月１４日
小泉今日子を聴く(2)
小泉今日子のシングル(EP盤)も奇跡的に無傷で保存されていました。今回から2回に分けて一気に聴いていきます。シングルですので短時間での盤の入れ換えが忙しく、昔はこんな状況で音楽を楽しんでいたのですね。30年以上も経過したアナログレコードですが、とても良い音を楽しめました。時代を遡りながら聴いていきましょう。
（なんてったってアイドル：1985年）
これはいわゆるデジタルレコーディングのアナログレコードです。WEB情報でもマスターはCDクラスのデジタルデータとの記載があります。まずはそういうアナログ盤として聴く必要があります。低音のパンチが効いていて、正直なところアナログレコードは好きです。あくまでも個人的な感想ですがCDよりも聴きやすいです。今聴いても時代に合っているサウンドが心地よいですね。B面の仕上がりも他のシングルに比べると上出来と思います。
（スターダスト・メモリー：1984年）
この曲はハイレゾでも聴いています。アナログレコードはそのハイレゾと遜色ないサウンドクオリティがあります。CDよりも確実に上をいっています。正直なところ、CDを超えるハイレゾは実はアナログに近づくためだった、ということかもしれません。あくまでも個人的感想です。アルフィーの高見沢サウンドはいつ聴いても最高に良いです。歌詞カードの写真は主題歌となった「生徒諸君」のものでした。懐かしい。
（ヤマトナデシコ七変化：1984年）
これもハイレゾ持ってますが、アナログもとても良いです。この曲、個人的には名曲と思うのですが、ファンの皆さんはどうでしょうか。低音の響きがとても心地よいです。B面のサウンドもクオリティ高いと思います。音の粒に艶を感じることが出来ます。やっぱりKyon2はアップテンポの曲が似合います。
（迷宮のアンドローラ：1984年）
両A面のシングルだったらしいです。すみませんファンとしてすっかり忘れてました。これもハイレゾとの聞き比べになりますが、アナログもかなり良いです。とても好きな曲です。筒美サウンド全開ですな。B面はアイドル雑誌のイメージソングでした。いかにもなアイドルソング的な仕上がりですな。
（渚のはいから人魚：1984年）
これもハイレゾ持ってますが、アナログも結構良い音がしてます。CDよりも確実にクオリティは上ですな。Kyon2のシングル曲は全て気に入ってます。B面のサウンドは澄み切っていてとても綺麗に聴こえます。このようにアナログシングルのB面でしか聴けない曲ってレアでよいですよね。サウンドクオリティも高いです。映画どらえもんの主題歌だったんですね。しかしながら穴の小さい7インチシングルはとても持ちにくいです。レーベルのピクチャー優先だったのですかね。
名曲、「木枯らしに抱かれて」のシングルもあったのですが、かなりのキズがあって使用に耐えないとの判断からお蔵入りにしました。当時、もっと大事に取り扱っていればよかった。もったいないなあ。アナログレコードはまだまだ続きます。次回もご期待下さい。

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